
今回は主婦の方が35歳のときにパソコンスクールでJavaを学び、プログラマーとして採用された方法について書きます。
プログラミングを学んだきっかけ
私は35歳を過ぎて初めてプログラミングを学びました。
それまでにもプログラミングに興味はあったのですが、
どこで学べるのか?
何からはじめればよいのか?
検討がつかず、十数年間は短期アルバイトと専業主婦の繰り返しでした。
パソコンスクールへの誘い
ある時、ママ友の1人からパソコンスクールに通いたいから一緒にどうかとのお誘いがありました。
パンフレットを見せてもらうとパソコンの基本的な使い方やExcel、Wordといった、すでに取得しているスキルのものでした。
それよりも私の興味は、そのスクールのパンフレットに載っていた「初めてのプログラミング講座」でした。
年齢や性別に不安があったものの、一念発起してママ友を説得しその講座に通い、Javaを学ぶことになったのです。
スクール卒業後の就職活動
心配していたとおりクラス内は若い男性の方ばかりでした。
でも、いざ入ってみると皆同じようにつまづき同じように成長し、お互い教え合いなんとか課題もクリアして無事に卒業することができました。
その後、プログラマーになるべく就職活動。
しかし、就職するのは簡単ではありませんでした。
実務経験が無いうえに年齢も若くないので、ほとんどの企業からは書類審査の時点で落とされてしまいました。
でも、面接までしてくれる企業もきっとあると、めげすに頑張りました。
就職を勝ち取った秘策

ある時、何かアピールできる材料を用意したら採用されるかも、と考えつきました。
そこで、パソコンスクールで課題として作った作品と、卒業後に作ったサンプルソフトをまとめ、自分のポートフォリオとして提出しました。
そうしたら、やる気を認めてもらえた会社に、最初はアルバイトとしてですが、ついに雇ってもらえることが出来たのです。

現場に入ってみて
実際の現場ではスクールで習うような事は初歩すぎてほぼ役に立ちませんでした。
しかし、スクールで学んだプログラミングの考え方や概念が理解できればなんとか与えられた仕事をこなすことができました。
そして今ではその会社の社員となり、PHP、SQL、JavaScriptを使ってプログラマーとして働いています。
まとめ
プログラミング言語というものは、言語の種類が違っても、1つの言語の基本的なことをしっかり学べは他言語にも応用できます。
私の場合はJavaから入りましたが、Web系ならPHPでも構いません。
あの時に、年齢を理由にスクールに行くことを諦めてしまわなくて本当によかったと思っています。