Access VBAを学ぶため、プログラミングスクールに通うべきでしょうか？
システム開発の現場でAccess VBAが使われることはほとんどありません。
ですので、プログラミングスクールに通う費用をかけて学んだとしても、直接的に仕事のスキルには結び付きにくいのが正直なところです。
また、Access VBA程度であれば、独学でも何とかできると思います。
ここでは私がプログラミングスクールに通わずに、Access VBAを学んだ方法についてご紹介します。
目次
Access VBAを書籍で学ぶ
ここではフリーランスエンジニアの管理人がおすすめなAccess VBAの書籍をご紹介します。
Access VBAは他のプログラミング言語のように環境構築する必要がありませんので、比較的書籍だけでも進めやすくなっています。
自分でつくるAccess 販売・顧客・帳票管理システム かんたん入門 2016/2013/2010対応
Accessの書籍は、Accessの使い方に特化した内容が多いです。
その点、この「自分でつくるAccess 販売・顧客・帳票管理システム かんたん入門 2016/2013/2010対応」では 、Access VBAでよく作る顧客管理ソフトを作りながら学ぶという進め方になっています。
プログラミングは本来作りたいものありきなので、このやり方の方が実践力がつきますよ。
Access マクロ & VBA 開発工房
この本の良いところは、データベースを作成してからSQL文の構築方法を記述してある点です。
他のAccess VBA関連書籍は、フォームの作り方や関数の説明を先に行っており、SQL文の説明は手薄になっている事がほとんどです。
その点、この本ではSQLの基本であるSELECT文やBetween、Order Byを始めとする実務で必要なSQL文が細かく説明されています。
私のように実務ですぐにAccess VBAの知識が必要になった方や、本業の片手間用にVBAプログラミングを用いてツール作成を迫られているという方にお勧めです。
Access VBAを動画（Udemy）で学ぶ
プログラミング学習と動画教材は相性がいいです。
書籍では伝わりきらない画面の動きや操作方法も、動画であれば簡単に理解できます。
動画教材でおすすめなのは、世界最大の動画教材プラットフォーム、Udemyです。
Udemyではどの講座もきちんと体系化されており、Accessはもちろん他のプログラミング講座も揃っています。
Udemyは月に何日かは不定期でセールをしているので、講座を購入する際はセールの日を狙いましょう。
セール時は全てのコースが2,000円以下で購入できるようになります。
Access VBAのおすすめのコース
Accessを学ぶのであれば、下記のコースがベストセラーになっておりおすすめです。
ベストセラーのタグというのは受講者の評価が高い講座にしかつきませんので、講座の信頼性を保証しています。
Access VBAをWebサイトで学ぶ
Access VBAは歴史が長いので、参考になるWebサイトは数多くあります。
たくさん見る必要はありませんので、ここでは１つだけ参考になるWebサイトをご紹介。
Webサイトは「Office TANAKA」がおすすめ
OfficeTANAKA
Webサイトで参考になったのはOffice TANAKAというところです。
このサイトはAccess VBAではなく、ExcelVBAをメインとしていますが、実は基本的なコーディング方法はAccessVBAもExcelVBAも同じなのです。
わからない事があった時にリファレンス的に使用していましたが、とにかく丁寧かつわかりやすくVBAを解説してくれています。
今まで見てきたWebサイトの中で一番わかりやすいです。
また、サンプルソースも多数掲載されているので、自分が作成しているプログラミングにコピペして利用することもできてしまいます。
Access VBAをプログラミングスクールに通わず独学する方法（まとめ）
Access VBAを学ぶ際は、SQLとVBAの２つを学ぶ必要があるということをまず初めに認識されると良いです。
VBAの文法だけであれば、AccessVBAもExcelVBAも同じなのですが、専用の処理はそれぞれの特化領域になってきますので、文法以外は別物と思っておいたほうが混乱しなくてすみます。
VBAのプログラミングは比較的情報量が多いので、困ったらまずは自分がやりたい事をそのまま検索窓に打ち込んでみてください。
案外ズバリのプログラミングコードが見つかることも多いです。