
私は営業職からWebデザイナーに転職しました。
今回はその体験談を書こうと思います。
営業職は激務のため4年で退職
私は新卒で出版会社に就職し、広告媒体の営業をしていました。
しかし、あまりの激務に体調を崩し、就職してからたった4年ほどで退職を余儀なくされました。
退職後はしばらく療養する事を予定しており、失業保険を受給しながら次の職をどうするかゆっくり考えようとしていました。
ハローワークで職業訓練校を知った
受給者申請のために行ったハローワークで「職業訓練校」という制度があることを初めて知りました。
職業訓練校にはどのようなコースがあるのか調べてみたところ「WEBデザイナー養成コース」というものを発見。
広告媒体を手がけていた関係上、それまではデザイナーへ発注する側で仕事をしていましたが、元々クリエイティブな職種にも興味がありました。
このコースを受講して、今度は受注する立場となるWEBデザイナーを目指してみることに決めたのです。
職業訓練校のカリキュラム

職業訓練の期間は5ヶ月間です。
最初の4ヶ月は座学で基礎知識を習得し、最後の1ヶ月は「企業実習」といって、企業に実習生として入りこみ、実務を経験するというカリキュラムになっていました。
実習の際に即戦力となれることをアピールすることに努めた結果、カリキュラム終了後に実習先として通っていた企業にそのまま就職する事ができました。
晴れてWEBデザイナーになることができたのです。
まとめ
年収は営業時代の500万程度から、350万程度に下がりました。
しかし、自分が興味を持てる分野で、仕事を通して技術を身に付けて成長していくことができる喜びは大きく、年収が下ったとしても、自分にとっては大きなプラスになったものと考えています。
現在は、会社都合でデザイン部門からSE部門へ配置変えされた事をきっかけとして、クリエイター職からエンジニア職に方向転換していますが、日々新しい技術を身に付ける喜びを感じながら仕事を続けています。