私は社会人になってからもゲームに興味がありました。
それもゲームで遊ぶ側ではなく、ゲームを作る側です。
まずはDirectXについて書かれた書籍が必要だった
学生時代にC言語は少し勉強したことがあったのですが、ゲームに使用するライブラリなどの知識については学習が必要な状態でした。
Windows用のゲームがつくりたかったので、DirectXについて書かれた書籍が必要でした。
そこで探した所「15歳からはじめるDirectX 9 3Dゲームプログラミング教室 Visual Basic編」と言う本に出会いました。
私はもう年ですが、このシリーズはすばらしいです。
C言語に関するものもあったのでそれも読むと、むかし覚えたこと以上に得られるものがあり、新鮮な感じがしました。
この本と、パソコン環境が揃えられれば15才以下の子供でも、プログラミング学習に大きな力となってくれるはずです。
私の場合は0からのプログラミング学習ではありませんでしたが、自分と相性のよい優れた本との出会いは、大きな進展をもたらしてくれるものだと思います。
書籍で学ぶうえでの注意点
書籍で学ぶうえで注意しなければならないことがひとつあります。
それは本と同じ環境を揃えることです。
コンパイラのバージョンや、パソコン環境(OSのバージョンなど)が違うと、本と同じように設定してプログラムを作ってもまれに動作しないことがあるのです。
バージョンが異なると、設定やソースコードの書式のルールが変わってしまっていることは普通に起こることです。
そういうときは、その部分だけ、使っているバージョンにあわせれば良いのですが、初心者の場合そこでつまずいてしまうこともあります。
本に書いている通りにやってエラーが出たら理不尽ですよね。
ですから、本と同じ環境を揃えることがとても重要なのです。
古い環境が用意できないときは
とはいっても、ソフトウェア開発の世界では、今では古い環境が用意できないといった事も起こります。
その場合は、素直に新しい本でやるか、その時代に使われていたパソコンやソフトの環境を揃えると学習につまづかないで済むと思います。