プログラミングスクールの形態は大きく分けて2つのタイプがあります。
それは「通学制」と「オンライン形式」です。
どちらの形態が良いのかは、その人の住んでいる場所や生活スタイルによって変わってきます。
通学制の特徴
通学制とは、あなたが実際にスクールに行って学習するタイプのものです。
この形式は講師と直接やり取りできるメリットがあり、効率的に知識を深めることができます。
また、他の学習者も在籍していますので、それが刺激となり、より学習意欲が沸くということも良い点と言えるでしょう。
デメリットとしてはスクールに行くまでの交通費や時間がかかるところです。
また、社会人の方であれば勤務時間との兼ね合いで、スケジュール調整が必要になります。
平日昼間に通えない方は、夜間や休日に開校している学校を選ぶことも必要になってきます。
オンライン形式の特徴
オンライン形式は、インターネット上で通信しながら学習していくタイプのプログラミングスクールです。
メリットは費用が比較的安価であることや、自分の空いている時間や場所で学習を進めることができる点です。
休日や夜間でも勉強できることは普段忙しいサラリーマンにはありがたいことです。
デメリットとしては、講師とのコミュニケーションが取りづらい点が挙げられます。
またオンラインタイプは自宅などで学習することが多いですので、他の楽しい誘惑に乗らない自己管理が必要になってきます。
自分にあったプログラミングスクールを選ぶことが大切
プログラミングスクールは数ある中から、自分にあったプログラミングスクールを選ぶことが大切です。
趣味でプログラミングを学び方
まず、趣味でプログラミングを学びたいという方は、多くの言語を取り扱っているスクールがおすすめです。
なぜなら、扱っている言語数が多いスクールは、それぞれの言語について広く浅く学べることが特徴となっています。
それでも、簡単なプログラムが書けるようになったり、簡易的なアプリケーションが作れたりすることは十分に可能です。
将来エンジニアを目指している方
一方、将来的にはITエンジニアになり、プロとして働くことを視野に入れている方は、特定の言語に特化したスクールを選ぶ方が望ましいです。
例えばPHPであればLaravel、CakePHPといったよく使われるフレームワーク(できるだけ簡単にアプリケーションを作るための枠組み)を学ぶことができるスクールが増えています。
こうしたスクールを利用して学習を進めることで、実際の業務でよく使われているものを基礎からじっくり身につけ、転職やフリーランスとしての案件獲得を目指すことが可能になります。
また、スクールの中にはネット上での講義で完結するものも多くなっていますが、対面にせよネット上(Skypeなど)にせよ、分からないことが出てきた時いつでも質問できる体制が整っているところを選ぶことも大切になります。
プログラミングは、分からないところを詳しいプロの方に教えてもらうことで急に理解が進むことが多いからです。
まとめ
どちらも一長一短ありますので、その点を踏まえて自分に合った学習方法を選択し、プログラミングスクールを選びましょう。
私的には、もしどちらでも選べる環境の方であれば、通学制をおすすめします。
プログラミング学習はどうしてもパソコンにずっと向かってしまう作業なので、頭だけではなく、体を動かす時間も大切だと思います。