30代でプログラミング経験がない方は、まずExcelVBAを学ぶことをおすすめします。
なぜかというと、仕事などでExcelを使う人がExcelVBAを知っていると、作業効率を大幅に上げることができるようになるからです。
ここでは、より詳しく解説したいと思います。
ExcelVBAを学べば仕事ですぐに活用できる
周知のとおり、Excelはほとんどの企業で利用されています。
ですのでExcelVBAを学べば、その技術はすぐに仕事で活用することができます。
一般的に
プログラミングを学ぶ = プログラマやSEへの転職を目指す
と思いがちですが、実は事務職でExcelVBAができるというのはかなりの強みになります。
例えばあなたの職場で、毎日同じ作業を手作業で毎回行っているとしたら、それをExcelVBAで自動化することも可能なのです。
やりたいことのサンプルプログラムが見つけやすい
例えばExcelで「〇〇を自動で実行するようにしたい」と思った時、ネットで検索すると、おおよそやりたいことが実現できるサンプルプログラムが見つかります。
もしそのサンプルプログラムがやりたい事と少し違っていたりした場合は、プログラムの一部を書き換えたり、他のサンプルプログラムをつなぎ合わせたりすることで、比較的簡単にやりたいことが実現できます。
広く使われているプログラミング言語は情報を得るのが容易なので、プログラミングの詳細まで知らなくても、処理をつなぐだけであなたのやりたい事が実現できてしまいます。
マイナーな言語だとそうはいきません。
転職を考えた時、年収アップにつながる
Excelマクロ(VBA)のスキルがあると、それだけで年収や時給がアップする場合が多いです。
ハローワークの統計情報を見ても、事務職の募集は供給過多になっている時代ですが、Excelマクロ(VBA)ができるだけで、他の人と差別化でき、また引き合いが多いのも事実です。
理由としては、定型作業を自動化する技術を、その職場であなただけが有しているとしたら、それは他者にはない強みになるので、それが収入に反映されるのです。
Excelマクロ(VBA)の学び方
Excelマクロ(VBA)の学び方ですが、まずは基本的な操作方法と仕組みを書籍やホームページで学ぶところから始めると良いでしょう。
例えば、以下の操作などはプログラミング以前の基本操作なので、これらは事前に知っておく必要があります。
- マクロを作成する画面の開き方
- マクロを作成する時の画面操作
- マクロを作成する時の基本的なルール
そして、適当に遊んである程度の基礎が学べた後は、実践あるのみです。
- 自分がやりたいことをマクロでどのようにやるかを調べる
- 調べた結果(サンプル)をコピペして動かしてみる
- うまくいかなかいところをさらに調べる
を繰り返すことで気が付けばExcelマクロ(VBA)を扱えるようになっているはずです。
ポイントは「うまくいかないところをさらに調べる」で、途中でプログラムが止まってしまった場合、なぜ止まったのか?がわかるようにログやエラートラップを入れておくと、よりつまずきにくくなります。
まとめ
もしあなたが普段Excelを使われていて、VBAを知らないのであれば、ネットで適当に調べてみてください。
VBAは多くの単純作業を自動化してくれますので、知っているとかなり時間を得します。