プログラミングスクールに限らず、社会人になってから学校で何かを学ぶ際には、お金がかかるのが普通です。
でも、プログラミングスクールというところは少し特殊な業種で、受講料が無料のところも存在します。
有料と無料ではいったい何が違うのでしょうか?
今回は有料と無料の違いについて解説します。
目次
無料のプログラミングスクールには制約がつきまとう
まず気になる無料のプログラミングスクールについて説明します。
無料のプログラミングスクールでもっとも制限される部分は、スクールが斡旋する企業に就職しなくてはならないという点です。
無料で教わって卒業してサヨウナラとは行かないことをまず知っておいてください。
ですので、限定された特定の人には有意義ですが、誰にでもオススメはできません。
無料プログラミングスクールについてはこちらに詳しく書きましたのでご参照ください。
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プログラミングスクールの年齢制限
プログラミングスクールには転職支援サービスが付いているところが多くあります。
プログラマーへの転職を目的として入校する人にとってはありがたいサービスなのですが、年齢は制限されます。
やはり転職希望者を受け入れる企業としては、若い人を教育し、より長く働いてほしいと思っているからです。
極端な話しですが、40代の方を受け入れて教育しようとは思っていません。
無料のプログラミングスクールの年齢制限
その年齢制限ですが、無料のプログラミングスクールのほうが厳しいです。
なぜなら無料のプログラミングスクールは、提携している企業に就職してもらわないと利益が出ないからです。
ですので、ほとんどのスクールは20代の方でないと入校できません。
有料のプログラミングスクールの年齢制限
その点、有料のプログラミングスクールであれば、30代であっても受け入れてくれるところはあります。
有料のプログラミングスクールは、既に生徒から受講料をもらっているので、最悪、生徒が就職できなくても損をしないからです。
授業内容について
先にも述べたとおり、無料のプログラミングスクールは最終ゴールが明確なので、授業内容についてもスクール側で決められています。
無料のプログラミングスクールの授業内容
カリキュラムはスクール側であらかじめ決められています。
イメージ的には、長めの新入社員研修だと思ってください。
また、無料のプログラミングスクールの場合は通学制となります。
オンラインも対応しているところはありますが、オンラインのみ可能なところはありません。
有料のプログラミングスクールの授業内容
有料のプログラミングスクールであれば、通学制もありますし、オンラインのみの受講も可能です。
受講したいプログラミング言語も自由に選択することができます。
有料と無料、結局どちらが良いのか
無料のプログラミングスクールは、たしかに受講料が無料ですが、制約が付きまといます。
プログラミングスクールに入りたいけどどうしてもお金が用意できないという方以外は、有料のプログラミングスクールに通われたほうが良いというのが私の結論です。