学生時代は、ほんの数行の簡単なプログラミングを学習しただけでした。
もう20年くらい前の話しなので、当時使われていたのはC言語でした。
出向してFortranを使うことに
卒業後は会社に入って業務をこなし、その数年後、他の会社に出向になりました。
その会社は、数値解析などを専門に行うベンチャー企業でした。
私は急遽、そこでプログラミングの仕事をする事になりました。
しかもよりによって、C言語よりも古いFortranを使ったプログラミングです。
当然Fortranは初めてなので、最初は全然わかりませんでした。
プログラミングの教科書やら、Webページを調べて、悪戦苦闘しました。
その頃の仕事は、別のプログラマーが作ってきたサブルーチンを、メインのプログラムに組み込んで、動作のチェックと実行時間を記録するというものでした。
すっかりFortranに慣れてしまった
ある程度、慣れてきた頃、他のプログラマーの方がいろいろとコツを教えてくれました。
その人が言うには、Fortranは数式がそのまま書けるから簡単なそうです。
実際に慣れてくると、いろいろなことができるようになりました。
出向から戻っても、そのままFortranを使って仕事をするようになりました。
データ整理から、ちょっとしたテキストの出力まで。こんなことにFortranを使うなんて、と職場では変人扱いされています。
Fortranを使って思ったこと
プログラミングは、一見難しそうに見えますが、慣れることが重要です。
慣れてさえしまえば、電卓で計算するみたいなものだと思えるようになります。
ただ、これからFortranを学ぼうという人はいないと思うので、あまり参考にならないかもしれませんが。
まとめ
プログラミングを学ぶ際は、まず何の言語を学ぶかを決める必要があります。
私の場合は一昔前になりますが、FortranとPL/Iを勉強しました。
当時は仕事ではCOBOLが全盛でしたし、最近ではJavaがメインかもしれませんが、どんな言語にも共通の項目としては、条件分岐のIF文と繰り返しのDO文があり、そういったものはプログラミングの基本中の基本です。
ここがマスターできれば、あとはアウトプットを表現できればだいたいのプログラムは書けます。
問題はIF文DO文を組み合わせた時に、プログラムが収束すれば問題はありませんが、発散すると収集がつかなくなります。
学習に使用する教材は、最初は初心者向けならなんでもOKです。
各単元ごとに簡単な練習問題が付いているものが良いと思います。
とにかくIF文とDO文を覚えたらどんどんプログラミングしてみて下さい。
アウトプットはマニュアルを見ながらニーズに応じて分かってくるのでプラスアルファで良いと思います。
インプットも重要ですが、とりあえずキーボードがあれば大丈夫なので、自信を持ってトライしてみて下さい。